美味しい食べ合わせのために「色を合わせる」


パンにはちみつを塗って食べる人は多いのではないでしょうか。わたしもパンにはちみつを塗って食べることが多いです。今回はパンの専門店やスーパーのパンコーナーに並ぶ様々なパンとはちみつの組み合わせについてのお話です。

食べ合わせの基本のひとつに「色を合わせる」という考え方があります。これは同じ色味のものは味を引き立て合うと言われているからです。白ワインと魚、赤ワインと肉という組み合わせがそれです。はちみつとパンにもその関係は当てはめることができます。


白いパン、黒いパン、茶色いパン


具体的に説明する前に、まずパンを白いパン、黒いパン、茶色いパンに分けて考えます。白いパンは文字通り白パンと呼ばれているものや食パン、パンドミといった白い生地を食べるものを言います。次に黒いパンとは俗に黒パンと呼ばれているライ麦を使ったドイツパンのことを言います。茶色いパンとはぱりぱりとした外皮を楽しむバケットのようなフランスパンや、レーズンやクルミの入ったパン、きつね色に焼いたトーストのことを言います。




白いはちみつは白いパン、黒いはちみつには黒いパン


白いパンに合わせるのにおすすめなのは、アカシアのはちみつやクローバーのはちみつです。もし手に入るならレンゲのはちみつもおすすめです。白いパンは小麦の香りや生地の柔らかさを楽しむものなので、やわらかなパンの味わいが楽しめるようにクセの少ないアカシアのはちみつや、すっきりとした甘さに花の香りが爽やかに香るクローバーやレンゲのはちみつがよく合います。




黒いパンに合わせるのにおすすめなのが、甘露蜜やヒース、栗、そばなどのはちみつです。ライ麦を含んだドイツパンは酸味があってとても個性的な味なのが特徴です。この酸味や個性には、こちらも個性的な味わいで酸味や苦みのあるはちみつが合います。




茶色いパンは、ハーブの花のはちみつに合うものが多い印象。パンの種類にもよりますが、ナッツが練りこまれたパンには渋みのあるユーカリのはちみつ、よく焼けてぱりぱりした外皮のバケットにはローズマリーのはちみつ、きつね色に焼いたトーストにはバターをたっぷり塗って上からラベンダーのはちみつをかけるのがおすすめです。




ぜひ一度、興味を持った組み合わせで食べてみてください。ほかにも、いろいろな組み合わせにチャレンジしてみてほしいです。きっとあなたならではのはちみつとパンの食べ方に出会えると思います。

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